Claude Code熱が落ち着いてOpenAIのCodex CLI+GPT-5が来てるかも?
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LLM関連の新発表は先日のOpenAIとDeepSeek V3.1あたりで一段落し、9月9日に控えるAppleの新型iPhone発表でApple Intelligenceはこれまでのあまり振るわなかった評判を覆せるか──が、いったんはピュアなLLMの動向としては気になるところ。
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他方、LLMを頭脳として自律的にプログラミングコードや文書を作成していく「コーディングエージェント」ではこれまでClaude Codeが王者の風格を見せていたが、最近ユーザーの間から「昔ほど頭が良くなくなった」「しばらく使わないかも」といった声が上がっている。
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頭脳部分であるClaude Sonnet 4/Opus 4.1がAPI越しでしか見えない以上、経済合理性の観点から開発元のAnthropicが計算リソースなどで何らかの制限をしていてもおかしくはない(これはAnthropicに限った話ではないが)。Amazon BedrockでもSonnet 4はホストされているので、APIを切り替えて比較してみてもいいのかもしれない。
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ではClaude Codeの使用を控える人たちが何を使うかというと、もちろん人によりけりでAIエディタのCursorを使うという声も聞こえるが、同じCLI形式のコーディングエージェントとしてはOpenAIの「Codex CLI」を有力視する声もある。
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OpenAIのCodexは当初発表時こそ専用のAIモデル(Codex)での動作というのもあってあまり良い性能を感じないユーザーも多かったというか単に話題にならなかった感も強いが、GPT-5発表以降で言えば、GPT-5をエージェントの頭脳に設定できる・APIの従量課金以外の方法ではChatGPTの有料プランで使える・OpenAI以外のLLMも頭脳に設定できる、とClaude Codeに追いつきつつ差別化要素も打ち出してきている。
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GPT-5自体も発表から賛否があるモデルではあるものの、鬼門の「ルーティング」(入力されたテキストの難易度をAI側で判定して使うモデルを自動制御する仕組み)の問題はCodex CLIにおいてはどうやら解消されていそうで、Codex CLIをインストールしたら「~/.codex/config.toml」に「model_reasoning_effort = "high"」と記載しておけば、しっかり推論してくれるようになるとのこと。ちなみにWindowsの場合はPowerShellだと動かずWSL2の環境が必要になる(2025年8月現在)。
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筆者も少し試してみたが、いわゆるVibe Codingはそれなりにやってくれそうな感じ。しかし英語のMarkdownファイル1つの日本語訳を頼んだら1000秒(16分)待ってもファイルを作ってくれずコケて終わる、ということもあったので得意不得意はあるのかもしれない。(井上)
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