Sora 2の案の定な“いざこざ”と魅力
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OpenAIの動画生成AI「Sora 2」およびソーシャル動画アプリ「Sora」の発表から1週間が立ったが、案の定生成物の権利侵害が大きな話題になった。サム・アルトマンCEOも改善の方針を示したが、国内としても複数の議員が問題視している状況で、両面から何かしら変化はしていきそうだ。
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他者の権利を侵害しない範囲に気を付けつつ使ってみると、「とてもよくできたおもちゃ」という印象でついつい時間が溶けてしまう。アイデア次第ではあるが、自分の頭の中をそのまま動画にできたときの気持ちよさは中々他では味わえないかもしれない。
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OpenAI自身も「動画におけるGPT-3.5」と言っていたように、研究者でなくても面白さを感じて触っていられるフェーズに来たように感じる。しかし良くも悪くもおもちゃではあり、OpenAIもマネタイズを考え始めてはいるものの実務的な価値を生み出すものになるかはまだ未知数といったところだ。その前にAGIのための「世界モデル」が完成するのかもしれないが。(井上)
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