ヒットアプリを生む「和尚さん」の正体 [ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン 金曜日版 2017/5/12]
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◆◆◆ 金曜日版:ニュース トピックス
◆◆ 2017.5.12
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ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン金曜日版は、1週間の重大ニュースに関連して
セットで知っておきたい過去のニュースをご紹介します。
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今週の重大ニュースを記事ピックアップ!
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【5月11日のニュースから】
■キュレーションを“失った”DeNA 「新たな収益の柱」は
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1705/11/news121.html
「信頼を回復するには、機構やルールだけではダメ。社員全員の意識改革に真剣に取
り組んでいきたい」。DeNAが5月11日の決算説明会で、守安功社長がこう語った。新
たな収益の柱として期待されたキュレーション事業は頓挫。「新たな収益の柱」は
どうなるのか。
【過去の記事もあわせて読む】
■「肩こりは幽霊が原因」
WELQの“トンデモ記事”ができるまで 調査報告書で明らかに
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1703/13/news091.html
「肩こりの原因、幽霊のことも?」――DeNAが運営していた「WELQ」に掲載されてい
た“トンデモ記事”がどう作られたのか、第三者委員会の報告書によって明らかに。
■利益優先でリスク軽視 医療記事の監修「コスト見合わない」と見送り……
DeNAキュレーションサイト問題の背景
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1703/13/news114.html
「ゲーム事業の成長が鈍化する中、次の事業の柱を見つけなくてはという焦燥感があ
った」――第三者委員会の報告書は、DeNAがリスクを十分精査しないままキュレーシ
ョンメディアに突き進んだ背景を分析している。
■「再開めどは白紙」「収益の柱にするのはあり得ない」
DeNA南場会長、キュレーション事業の今後に言及
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1703/13/news130.html
「キュレーション事業の再開は、まったくめどは立っていない。収益の柱とすること
はあり得ない」――DeNAの南場智子会長は3月の記者会見でそう話していた。
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コラム:ヒットアプリを生み出す「和尚さん」の正体
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「この会場にはたくさんの人がいますが、私は見つけてもらえます」。そう話すの
は、個人でゲームアプリを制作して生計を立てている、いたのくまんぼうさん(通称
「和尚さん」)。このほど、ゲーム開発者向けイベント「Unite 2017 Tokyo」に登壇
した和尚さんが、スマホゲーム市場を生き抜く方法を語りました。
◆「個人開発者は“孤独な開発者”になってはいけない」
ヒットアプリ作者が語る“レッドオーシャンの泳ぎ方”
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1705/11/news035.html
和尚さんは、その愛称の通り、髪をそり、和服を着ていらっしゃいます。本業がお
坊さんなのかというと、そうではない様子。なぜ、そんな格好をしているのか。その
答えは「セルフブランディング」だというのです。
当日のイベント会場には、何百人ものゲーム開発者が集まっていましたが、和尚さ
んは「知らない人も含めて何人からも声を掛けられた」といいます。目立つ格好をす
ることで、他の開発者との交流機会を増やし、情報を交換したり、コラボしてゲーム
を開発したりして、ヒット作が生まれる――というのです。
このほかにも、和尚さんの講演では「開発者ブースト」「作家性」「ストアフィー
チャー」など、ヒットアプリを生み出す“秘策”が語られました。詳しくは上述の記
事をご覧ください。
余談ですが、筆者はよく編集長から「(特徴がないから)金髪に染めなよ」と言わ
れています。もしかして、これもセルフブランディングなのでしょうか。いや、絶対
に似合わないと思うんですけど……。
(編集部 片渕)