“偽ニュース”との付き合い方 [ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン 金曜日版 2017/6/23]


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◆◆◆      金曜日版:ニュース トピックス
◆◆                               2017.6.23
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 http://www.itmedia.co.jp/news/ 

ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン金曜日版は、1週間の重大ニュースに関連して
セットで知っておきたい過去のニュースをご紹介します。

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         今週の重大ニュースを記事ピックアップ!
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【6月7日のニュースから】
■東芝ボード搭載他社テレビが「ジェネリックREGZA」と話題に
 東芝「当社が品質を保証するものではない」
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1706/21/news108.html 
東芝製ボードを搭載した他社製テレビが、ネットの一部で「ジェネリックREGZA」な
どと呼ばれて話題になっている。東芝こういった製品について「当社として性能や品
質を保証するものではない」とのコメントを発表した。

【過去の記事もあわせて読む】

■ドンキの4Kテレビ、売れすぎ予約休止 「ジェネリックREGZA」と話題に
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1706/22/news058.html 
ドン・キホーテは、東芝製メインボードを搭載した4Kテレビについて、初回生産分の
3000台が発売1週間で完売したと発表した。現在は予約を一時休止している。

■“後発組”のアイリスオーヤマが大型白物家電に参入する理由と勝算
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1704/13/news120.html
大型白物家電事業に参入する企業も。アイリスオーヤマは、スマートフォンで遠隔操
作できるルームエアコンを4月に発売。単身・少人数世帯をターゲットに、必要な機
能を絞り込んだ手頃な価格帯の商品を訴求。多機能・高価格化が進む大手メーカーへ
のカウンターとして、独自の強みを打ち出していく。

■ノキア、日本市場に9年ぶり再進出
 1万円を切る「Wi-Fi対応体重計」など ヘルスケア注力
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1706/21/news135.html 
ノキアは、9年ぶりに日本の一般消費者向け市場に再進出。スマートフォンと連携す
るWi-Fi対応体重計や、海外で発売済みのウェアラブル活動量計などを、家電量販店
やAmazon.co.jp、Apple Storeなどで順次発売する。

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   コラム:“偽ニュース”との付き合い方
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 日々ネットを騒がせる“偽ニュース”問題の解決を図るべく、6月21日に「ファク
トチェック・イニシアチブ・ジャパン」という団体が発足しました。

◆これ以上、“偽ニュース”を野放しにするわけにはいかない
 メディアの信頼性向上を目指し任意団体が発足
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1706/21/news160.html 

 これは、メディアやジャーナリズムに関わる人々が業界の垣根を越えて集まった任
意団体で、ファクトチェックを支援する仕組みやプラットフォームを提供することを
目的にしています。

 インターネット上の膨大な数の情報を人力でチェックするのは難しいので、機械学
習や自然言語処理技術を活用したファクトチェック支援システムや、オープンに活用
可能なシステム向けデータベース(API)を整備するなど、各情報を機械的に処理す
る方針です。

 では、情報の受け手である私たちは、情報に接する上でどんなことに気を付ければ
いいのでしょうか。

◆私たちはネットの「デマ」や「フェイクニュース」とどう付き合うべきか 
http://magredirect.itmedia.co.jp/r/0/1A/5hq/1D/news/articles/1706/22/news032.html

 ネット上には、「不確かな情報」がたくさんあります。Facebookが掲げる「フェイ
クニュースに対抗する10カ条」には、以下のような項目があります。

ヘッドライン/タイトルは疑ってかかるべし
・URLをよく見るべし
・その記事に書かれた情報源を調査すべし
・記事の見た目、レイアウトをよくチェックすべし
・写真情報はよく考えて受け取るべし
・日付を見直すべし
・証拠をよく見るべし
・他のサイトが取り上げていないか見るべし
・ジョークと分かる部分はないかチェックすべし
・故意にうそを書く人がいることを理解すべし

 しかし、毎回この項目をチェックするのは大変ですし、面倒です。「不確かな情報
はシェア・拡散しない」だけでも、真偽不明な情報が広がっていくのを防げるのでは
ないでしょうか。

                              (編集部 村上)