新「aibo」は不気味なのか? [ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン 水曜日版 2017/11/8]


◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆◆     ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン
◆◆◆      水曜日版:ニュース トピックス
◆◆                              2017.11.8
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 http://www.itmedia.co.jp/news/ 

ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン水曜日版は、AI・ロボットの専門チャンネル
「AI+」からおすすめの記事をご紹介します。

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
            「AI+」記事をピックアップ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

◆ソフトバンクとファーウェイ、5Gでつながるロボット目指し実証実験
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1711/01/news093.html 
ソフトバンクとHuaweiは11月1日、ロボットにおける次世代通信「5G」(第5世代移動
通信システム)の活用に向け、実証実験すると発表した。

◆「高齢者の発話促す」表情豊かな球形ロボット 日立が開発「名前はまだない」
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1711/01/news135.html 
日立製作所が「Ageing with me」をコンセプトに作ったコミュニケーションロボット
が「Hitachi Social Innovation Forum 2017 TOKYO」に登場。

◆「AIBO」から「aibo」へ 人とふれあい成長する“3つのAI”とは?
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1711/01/news146.html 
ソニーが発表した犬型コミュニケーションロボット「aibo」(アイボ)。動きは
スムーズで好奇心旺盛。人とふれあい成長するという。その仕組みとは?

◆AIが渋谷区の特別住民に 自治体初 7歳男児「渋谷みらい」
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1711/06/news105.html 
LINEを使ったAIアカウント「渋谷みらい」を渋谷区とMSが開発。「7歳の男児」と
いう設定のAI。渋谷区の特別住民票を交付された。

◆「視線で花咲く」アート AIが“人の目”を検知 NEC
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1711/06/news069.html 
カメラ映像から人の視線の向きを推定し、映像が変化するプロジェクションマッピ
ングを、NECが東京・丸の内で展示する。

◆亀のフィギュアに「これは銃です」 AIに誤認識させる手法をMIT学生が開発
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1711/06/news113.html 
米マサチューセッツ工科大学の学生研究チームが、3Dの物体を別の物体だとAIに
誤認識させる手法を開発した。


■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
新「aibo」は不気味なのか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

新「aibo」は気持ち悪い? キミは「不気味の谷」現象を知っているか
http://magredirect.itmedia.co.jp/r/0/1A/5I1/1C/news/articles/1711/02/news096.html

先日、ソニーが発表した犬型ロボット「aibo」から話題を1つ。
SNS上では、aiboの見た目に関して「不気味の谷」という表現をする人が
目立っていました。

詳しくは上の記事を読んでいただきたいのですが、実在する人や動物などに
ロボットの見た目を近づけていくと、最初は親近感が増していくものの、
ある時点から不気味に感じられるようになるという現象のことです。

新aiboを従来のAIBOと比べると、メカメカしさは薄れ、本物の犬に近づけたような
見た目をしています。

私も不気味の谷とまでは行きませんが、当初は「ちょっと目が怖いかも……」と
思いました。しかし、今ではかわいらしい子犬にしか見えなくなってしまいました。
慣れって不思議ですね……。

一方で、従来モデルの“AIBO葬”なるものがマスコミに取り上げられています。
動かなくなってしまったAIBOを供養することで持ち主たちとお別れし、
パーツを現役のAIBOたちにドナーとして譲る儀式なんだとか。

十数年前に発売されたロボットが、ここまでの事象を生み出しているという
現実に驚くとともに、新aiboがまた新しい物語を十数年にわたって生み出していく
のかと思うと、人と関わりを持つコミュニケーションロボットの可能性を感じます。