「チケキャン問題」 ミクシィの対応が遅れた原因は [ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン 金曜日版 2018/2/16]


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ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン金曜日版は、1週間の重大ニュースに関連して
セットで知っておきたい過去のニュースをご紹介します。


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         今週の重大ニュースを記事ピックアップ!
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【2月14日のニュースから】
■チケキャン問題「真摯に反省」、ミクシィ森田社長 「もう少し早めに経営判断
できた」
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1802/14/news135.html 
ミクシィの森田仁基社長は2月14日、子会社フンザが運営するチケット売買サービス
「チケットキャンプ」の問題を巡り、「真摯に反省して、再発しないよう考えていき
たい」と話した。ミクシィがフンザを買収した当時の経営判断は「間違っていたとは
思わない」とする一方、「もう少しレピュテーションリスクやコンプライアンスを考
えた上で、早めに経営判断できた部分があると思っている」と話した。

【関連記事・過去記事もあわせて読む】
■チケキャン、利用規約にない「VIP会員」存在 ミクシィの対応遅れ指摘、第三委
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1802/14/news118.html 
チケット売買サービス「チケットキャンプ」を運営するフンザの前社長が書類送検さ
れた問題で、親会社のミクシィは2月14日、第三者委員会の報告書を公開した。ミク
シィのフンザ買収判断時のプロセスなどに「特段の問題はなかった」とする一方、利
用規約に明記がなく、取引量の多さなどから手数料を割り引いていた「VIP会員」の
存在を指摘。ミクシィはフンザ買収時、会員の存在を認識していなかったが、対応が
後手に回っており、報告書は「レピュテーションリスクへの配慮が足りない」として
いる。

■「チケットは、お金もうけの道具ではない」 公式転売「チケトレ」正式公開 
厳しい意見も「受け止める」
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1706/01/news068.html 
音楽ライブなどのチケットの高額転売が社会問題になる中、購入済みのチケットを定
価で譲れるサイト「チケトレ」を音楽関連4団体が17年6月1日に正式オープンした。
同日の新聞各紙朝刊には、「チケットは、お金もうけの道具ではありません」と高額
転売業者を批判し、「チケトレ」を紹介する意見広告も掲載した。

■チケット高額転売、マイナンバーカードで阻止 総務省とぴあが検討
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1707/12/news089.html 
総務省とぴあは17年7月12日、マイナンバーカードを使ってチケットの高額転売を防
ぐシステムの導入を検討していると明かした。ユーザー固有のマイナンバーカードで
本人確認することで1人が複数のチケットを不正購入、高額転売するのを防ぐ狙い。

■「悪質な転売行為、最小化したい」 イベント管理サービス「Peatix」にチケット
再販機能
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1612/07/news107.html 
イベントチケットの販売や入場管理などができるWebサービス「Peatix」(ピーティ
ックス)を運営する日系ベンチャーの米Peatixはこのほど、チケット購入者が、第三
者にチケットを再販できる機能を正式公開した。主催者が再販価格の上限を設定でき
る機能などを備え、「社会問題になっているチケット転売の問題解決に寄与できる」
としている。

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	  コラム:タクシーの乗車需要を予測 カギは「携帯電話」
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 NTTドコモは、タクシーの乗車需要をリアルタイムで予測するサービス「AIタクシ
ー」の提供を法人向けに始めました。現在から30分先まで需要が増える場所をAI(人
工知能)が予測し、走行中のタクシーに配信するという仕組みです。まず東京都23区
や名古屋市などのタクシー事業者が導入します。「ドライバーの運行を効率化し、収
益向上につながる」「乗客は待ち時間の短縮が期待できる」としています。 

▼タクシー需要、30分先まで予測 ドコモが「AIタクシー」提供 待ち時間短縮へ
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1802/14/news127.html 

 需要が増えそうな場所の予測には、タクシーの運行データや気象データの他に、
ドコモの「モバイル空間統計」を活用します。これはドコモが基地局それぞれのエリ
ア内にある携帯電話の台数を集計し、ドコモ端末の普及率などを加味して人数を推計
する――というものです。性別や年代別の人数分布も把握できるといいます。

 総務省によれば、携帯電話の人口普及率(2016年度末)は107.5%。ほとんどの人
が持っている携帯電話に、こうした利用価値がある……というのは天晴です。

                              (編集部 片渕)


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	編集部よりお知らせ:「ミライのクルマ」特集更新中!
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最新記事は、「自動運転の基幹技術、AIが読む『ダイナミックマップ』とは?」
 http://www.itmedia.co.jp/topics/1711/car/