マンガの販売額、電子版がついに紙を逆転 [ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン 金曜日版 2018/3/2]


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◆◆                              2018.3.2
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 http://www.itmedia.co.jp/news/ 

ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン金曜日版は、1週間の重大ニュースに関連して
セットで知っておきたい過去のニュースをご紹介します。


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         今週の重大ニュースを記事ピックアップ!
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【2月26日のニュースから】
■漫画単行本の販売額、電子版が紙を初めて逆転
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1802/26/news102.html 
出版科学研究所(東京都新宿区)が2月26日に発表した2017年のコミック市場統計に
よると、電子版のコミックス(漫画単行本)の推定販売額が、初めて紙のコミックス
を上回った。電子版が1711億円(前年比17.2%増)だったのに対し、紙は1666億円
(同14.4%減)だった。紙と電子を合算したコミックス市場規模は3377億円(同0.9
%減)とわずかに減少した。

【関連記事・過去記事もあわせて読む】
■「Alexa、本を読んで」 Kindle本読み上げ可能に
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1802/22/news068.html 
Amazon.co.jpは2月にスマートスピーカー「Amazon Echo」シリーズの読み上げ機能に
Kindle本を読み上げる機能を追加した。「アレクサ、本を読んで」と呼び掛けるだけ
で読み上げられる。

■AIが自動着色した「カラー版漫画」配信 白泉社
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1802/07/news063.html 
白泉社と博報堂DYデジタルは、AI技術を活用し、自動で着色したカラー漫画の配信・
販売を始めた。AIベンチャーのPreferred Networks(PFN)が開発する線画自動着色
サービス「PaintsChainer」の技術を活用した。

■電子書籍に紙の手触りを 読書デバイス「全巻一冊 北斗の拳」開発の狙い
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1710/02/news111.html 
システム設計開発などを手掛けるプログレス・テクノロジーズが、紙のマンガを読ん
でいる感覚を再現した電子書籍デバイス「全巻一冊 北斗の拳」の実機を「CEATEC 20
17」に出展した。全巻一冊 北斗の拳は「kickstarter」(日本版)で先行販売中の電
子書籍デバイスで、カバーや帯、手触りなど、紙の質感を再現しており、マンガ「北
斗の拳」(全18巻)を1台に収録する。

■講談社、誰でも電子書店を作れる「じぶん書店」公開 漫画家の公式書店も
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1705/15/news147.html 
講談社は17年5月、ユーザー自らオーナーとなり、オリジナルの“電子書店”を開設
できるWebサービス「じぶん書店」を公開した。講談社の電子書籍から好きな作品を
選んで販売でき、売り上げの一部がユーザーに支払われる。今後はサイト内の機能を
改善したり、扱えるコンテンツ数を拡充したりする予定。

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   コラム:年間40人が死亡――“転落リスク”を減らせ、屋根点検にドローン
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 年間40人が死亡。原因は屋根や足場、はしごからの転落――。屋根の点検時、転落
するリスクや作業時間を短縮しようと、ドローンの普及を目指す「日本屋根ドローン
協会」(東京都港区)が発足しました。屋根の点検・修理業者向けに、ドローンの運
用方法を周知、屋根に上る手間を軽減します。

 協会の石川弘樹代表理事は当初、ドローン点検には反対の立場だったといいます。
石川さんは、屋根のリフォームなどを手掛ける石川商店(品川区)の3代目社長。そ
んな石川さんが理事になった理由は……下記の記事をご覧ください。

▼「実は反対派だった」 屋根修理の3代目が“ドローン点検”にアツくなるワケ
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1803/01/news099.html 

 協会は、屋根の業者向けにドローンの資格制度を設け、操縦訓練の機会提供、正し
い運用方法のレクチャー、万が一ドローンが落下したときに備え、(賠償を含む)保
険への加入の義務化――などを検討しています。

 業者にはベンチャー企業CLUE(港区)が開発した点検アプリも提供する考えです。
将来はAI(人工知能)を活用し、ドローンが撮影した屋根の画像から、壊れている箇
所を自動で分析するサービスも追加するとしています。

                              (編集部 片渕)


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	編集部よりお知らせ:「ミライのクルマ」特集更新中!
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ミライに向けて走り出したさまざまなクルマの技術を、
ITmedia NEWS編集部が総力を挙げて大特集!

業界の最新動向から取材して分かったコネクテッドカーの
「今」まで、週1で記事を更新予定です。

最新記事は「テスラの自動運転は本当に“使える”のか?」
 http://www.itmedia.co.jp/topics/1711/car/