企業が争奪戦を繰り広げる“AI人材”[ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン 水曜日版 2018/5/9]


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◆◆                              2017.5.9
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 http://www.itmedia.co.jp/news/subtop/aiplus/ 

ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン水曜日版は、AI・ロボットの専門チャンネル
「AI+」からおすすめの記事をご紹介します。

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            「AI+」記事をピックアップ
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◆過熱する“AI人材争奪戦” 「報酬以外の魅力必要」 DeNAの戦略
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/08/news032.html 
研究者やデータサイエンティストなど、優秀なAI人材の争奪戦が過熱している。
米Appleや米Googleら大手IT企業が続々とAIベンチャーを買収する中、国内でもAIに
造詣の深い人材の獲得で各社が競争を繰り広げている。中でも、データ分析や機械学
習のさまざまなコンペに参加できる米国発のプラットフォーム「Kaggle」(カグル)
で優秀な成績を収めたKaggler(カグラー)と呼ばれるデータサイエンティストたち
の需要が高まっている。

◆「変なホテル」の無人コンビニ、顔認証と画像認識を駆使 NECが技術提供
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/07/news064.html 
NECは7日、ハウステンボスが1日に開業した「変なホテル ハウステンボス」内の無人
コンビニ「スマート・コンビニ」に、顔認証システムと画像認識システムを提供した
と発表した。これらを駆使し、来店者の確認や、購入する商品の判別を行う。

◆Microsoft、「Cortana」とAmazonの「Alexa」の連携をデモ
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/08/news055.html 
米Microsoftは7日(現地時間)、年次開発者会議「Build 2018」の初日基調講演で、
同社の音声AIアシスタント「Cortana」と米Amazon.comの音声AIアシスタント「Ale
xa」の連携機能のデモを披露した。両者は昨年8月に「年内に相互接続させる」と発
表したが、今回のデモでは「まだ開発者向けのクローズドβ」という説明だった。

◆ソニー銀、AIで住宅ローン仮審査を自動化 審査期間、最短数日→60分に
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/08/news061.html 
ソニー銀行は5月10日から、住宅ローンの仮審査を、独自に開発した人工知能(AI)
によって自動化する。通常2〜6日かかっていた仮審査結果が、最短60分で回答でき
るようになるという。

◆良品画像の学習だけで不良品を見分けるAI NECが開発
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/08/news090.html 
NECは8日、良品の画像データを学習するだけで不良品を判別できるAI(人工知能)
技術を活用した検品業務向けのソフトウェアを開発したと発表した。大量生産の工場
ラインで、長時間にわたり均一な判断が求められる検品業務の効率化を図る。
同社によれば、従来は良品と不良品の画像を1000件規模でAIに事前学習させる必要が
あったが、製造精度が高い日本の工場では不良品データを大量に集めにくいという課
題があった。


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	 コラム:それ、ナイトライダーやん
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◆ドライバーの声で感情を認識 雑音環境でも使えるAI ドコモらが開発
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/08/news113.html 
NTTドコモとEmpath(東京都渋谷区)は8日、雑音環境でも音声で感情認識できる技術
を共同開発したと発表した。クルマの走行中、ドライバーの声から感情を認識する実
験に共同で取り組んでおり、2018年中にドコモが提供する自動車向けの音声エージェ
ントサービスへの導入を目指すという。居眠り運転の防止などに役立てる狙い。

〜〜

日本人は音声認識を外で使うことに抵抗がある(声を出すのが恥ずかしい)なんて
声もありますが、車の中は誰にも聞かれない閉鎖空間のため、音声操作の利用頻度は
比較的高いのではないでしょうか。

私もナビの目的地設定などでよく使いますが、走行中の車内はエンジン音や
ロードノイズでいっぱい。声をうまく聞き取ってくれないなんて状況は
多々発生します(走行中のナビ操作はダメです)。

米国のドラマ「ナイトライダー」でも、劇中に登場するナイト2000(クルマ)と
主人公が会話するシーンが多くありますが、どんな技術を使って明瞭に声を
聞き取っているのだろうと、気になって夜も眠れなかったことも……。
やはり解決のカギはAIの力でしたか。

冗談はさておき、今回の新技術はクルマ向けの音声エージェントへの導入を目指し
ているとのこと。もうすぐ愛車と快適に会話できる時代がやってきそうです。

                             (編集部 山口)

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音声技術は、スマートスピーカーや音声アシスタントという形で
次々に私たちの生活に溶け込み始めました。

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