「ダークウェブ」で何が起きているのか[ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン 金曜日版 2018/5/11]


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◆◆                              2018.5.11
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 http://www.itmedia.co.jp/news/ 

ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン金曜日版は、1週間の重大ニュースに関連して
セットで知っておきたい過去のニュースをご紹介します。


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         今週の重大ニュースを記事ピックアップ!
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【5月10日のニュースから】
■知られざる「ダークウェブ」の世界 ネットの“裏”で何が起きている?
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/10/news117.html 
仮想通貨取引所のコインチェックから仮想通貨「NEM」が流出し、「ダークウェブ」
と呼ばれる匿名性の高いインターネット空間上のサイトで他の仮想通貨に交換された
のは記憶に新しい。ダークウェブは、通常のChromeなどのブラウザではアクセスでき
ず、専用の「Torブラウザ」でアクセスできるサイト群のこと。アクセス方法が限ら
れており、匿名性が高いことから「犯罪の温床」として語られることはあれど、実際
にダークウェブで何が起きているかを知る人はあまり多くない。
今回、ダークウェブの調査をしているSh1ttyKids(してぃーきっず)さんに英語圏の
ダークウェブと、あまり知られていないロシア語圏のダークウェブ調査について解説
してもらった。

【関連記事・過去記事もあわせて読む】
■流出NEM「完売」資金洗浄完了か 販売サイトに金正恩氏の写真と「Thank you!!!」
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1803/23/news068.html 
仮想通貨取引所「Coincheck」から流出した580億円相当(流出当時)の仮想通貨「N
EM」の全額が、3月22日までに他の仮想通貨に交換されたようだ。同日、犯人が開設
したとみられるNEM販売サイトの在庫がなくなり、販売を終了。犯人のものとみられ
るウォレットの残高もゼロになっている。販売サイトには23日現在、北朝鮮の最高指
導者・金正恩氏とみられる人物が札束に囲まれたコラージュ写真と「Thank you!!!」
の文字が掲げられている。

■コインチェック盗難NEM、匿名コイン「DASH」で資金洗浄か ダークウェブで交換
持ちかけも
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1802/07/news086.html 
仮想通貨取引所「coincheck」から約580億円相当の仮想通貨「NEM」が流出した事件
から約2週間、“犯人”が動きを見せ始めたようだ。犯人は、匿名性の高い仮想通貨
「DASH」との交換か、「ダークウェブ」と呼ばれる匿名ネットワーク上での仮想通貨
交換の2通りの方法で資金洗浄を企てているとみられる。

■流出NEM、追い続けるホワイトハッカー Nスペで「仮想通貨ウォーズ」12日放送
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/10/news063.html 
5月12日にNHK総合テレビで放送される「NHKスペシャル 仮想通貨ウォーズ 〜盗まれ
た580億円を追え!〜」で、580億円分の仮想通貨「NEM」が、取引所「Coincheck」か
ら流出した事件が扱われる。犯人側はNEMをほかの仮想通貨に交換する資金洗浄を完
了したとみられるが、各国のホワイトハッカーが、交換後も追跡可能なプログラムを
開発しているという。

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    	  	  コラム:改めて「VR」って何だろう
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 世の中ではバーチャルYouTuberが流行していますね。リアルではおっさんでも、バ
ーチャル空間の中では美少女キャラクターとして振る舞う──自分をかわいく見せる
「kawaiiムーブ」を習得するおっさんまで現れたので侮れません。

 さて、よくVR(仮想現実)と同列で並べられる技術としてAR(拡張現実)やMR(複
合現実)がありますが、いまいち違いがよく分からんぞ、という声もよく聞きます。

 ARとMRは、現実空間に画像などのバーチャルなレイヤーを重ねていくもので、現実
+αの体験を得られるというイメージです。

 世界的に流行したスマートフォンゲーム「Pokemon GO」もAR技術を使っていますが
toBでもtoCでも、エンタメより実用的な需要が高いように思います。

 よく例に挙がるのが製造業の現場です。スマートグラスで在庫状況などを確認しな
がら作業をすることで、いちいちタブレットや電話で確認する手間を省けます。

 私たちの生活でも、例えば街中でスマホカメラをかざすと飲食店の食べログの評価
が見れるとか、駅の近くにいくと直近の時刻表が表示されるなどされると便利ですよ
ね。ヤフーも地面に矢印を表示するAR機能を地図アプリに実装してましたね。

 じゃあVRは何なのか。ゲームをしたり、実写風景を見たり、バーチャルキャラクタ
ーになってコミュニケーションを楽しんだり、用途はいろいろですがVRならではの体
験って何なのでしょうか。

 法人向けだと防災体験や不動産内見など、現実世界でなかなか体験できないことを
シミュレートするために使用されることもしばしばあります。これは、現実を模倣し
代替する用途です。

 しかし、やや抽象的な表現になってしまいますが、VRにはVRだからこそできる体験
を期待したいです。

 現実でも、現実の代替でもなく、現実+αでもない、いわば現実とは違うもう一つ
の世界。1人1アバターが当たり前になり、その空間では独自の経済圏が生まれ、理想
の自分になれる…SFではよくある話ですが、そんな体験を生きている間にしてみたい
ものです。

 現実逃避とも違う、もう一つの現実。誰か作ってください。
                              (編集部 村上)

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   編集部よりお知らせ:「音声言語インタフェース最前線」更新中!
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音声認識や音声合成技術の研究が始まってから約半世紀。
音声技術は、スマートスピーカーや音声アシスタントという形で
次々に私たちの生活に溶け込み始めました。

これまでどんな技術が生まれ、今後どんな製品やサービスへつながっていくのか、
ITmedia NEWS、ITmedia PC USER、ITmedia Mobileがタッグを組んで大特集!
週1ペースで記事を更新していきます。お楽しみに!

最新記事は「スマートスピーカーの不具合で、住所がバレる?」 
 http://www.itmedia.co.jp/topics/1803/speechtech/