ガンダムのAIロボット「ハロ」、ついに現実に[ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン 水曜日版 2018/6/6]


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◆◆                              2018.6.6
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 http://www.itmedia.co.jp/news/subtop/aiplus/ 

ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン水曜日版は、AI・ロボットの専門チャンネル
「AI+」からおすすめの記事をご紹介します。

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            「AI+」記事をピックアップ
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◆ガンダムのAIロボット「ハロ」 7月下旬に予約開始 15万円
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1806/04/news073.html 
バンダイは6月4日、AI(人工知能)搭載の対話型ロボット「ガンシェルジュ ハロ」
の予約受け付けを7月下旬に始めると発表した。本体価格は14万9040円(税込)。
別途サーバ利用料が掛かるが、初回発売月から12カ月間は無料の予定。バンダイナム
コグループが取り組む「BN・Bot PROJECT」の第1弾として、アニメ「機動戦士ガンダ
ム」に登場するペットロボットを再現した。ガンダムの知識を豊富に持ち、ユーザー
に質問したり、うんちくを語ったり、クイズを出したりする。

◆AIコピーライターの衝撃 広告代理店は今後どうなる?
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1806/04/news022.html 
編集者の山本由樹さんと自然言語処理の研究を行う静岡大学情報学部行動情報学科の
狩野芳伸准教授の対談後編。今回は「人工知能はセミプロクリエイターを駆逐するの
か」「人間と人工知能の関係はどうなっていくのか」などをテーマに議論した。現状
の人工知能はどこまでの創造性を発揮できるものなのだろうか。

◆ロボットが動作手順を自律的に判断 日立が開発
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/31/news108.html 
日立製作所は5月31日、ロボットが学習済みの複数の動作を自律的に組み合わせ、全
身の制御を行える技術を開発したと発表した。従来なら数カ月以上かかっていたロボ
ットの動作習得の期間を数日ほどに短縮でき、動作のバリエーションも増やせるとい
う。プログラミングが不要な、学習・成長型ロボットの開発に役立てる。

◆ドラえもんとおしゃべりできる「Clova Friends mini」発売へ
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/31/news103.html 
LINEはAIアシスタント「Clova」を搭載したスマートスピーカー「Clova Friends mi
ni」のドラえもんモデルを6月1日に数量限定で発売する。「ねぇClova、ドラえもん
にかわって」と言うと、ドラえもんとおしゃべりできる。価格は5400円(税込)。

◆空飛ぶ消火ロボット「ドラゴンファイヤーファイター」開発 建物内に突入して直
接消火
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/30/news116.html 
東北大学・田所諭教授らの研究グループが“空飛ぶ消火ロボット”「ドラゴンファイ
ヤーファイター」のプロトタイプを発表した。水の噴射を推力にしてホースを浮上さ
せ、建物内の火元を直接消火するという。「東京国際消防防災展」(東京ビッグサイ
ト、5月31日〜6月3日)に展示した。

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	コラム:Oculus Go人気を尻目に、あえて「Gear VR」を買った
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 スタンドアローンで動作するVR HMD「Oculus Go」が人気で、我が編集部でも購入
者が続出している。やはり2万3800円から買えるハードルの低さが購入を後押しして
いるのだろう。VRといっても、VR空間に没入して体を動かしながら遊ぶハイエンドの
VR機器とは異なり、VR空間に現れる仮想の大画面で映像やコンテンツを見て楽しむの
がOculus Goの醍醐味(だいごみ)だ。

 これまで数々のVR機器を触ってきた筆者も、もちろん購入……するはずだったのだ
が、なんとかそれを踏みとどまっている。ほぼ同様の体験ができる「Gear VR」を201
6年時点で購入していたからだ。

 Gear VRはサムスンのスマートフォン「Galaxy」シリーズと組み合わせて使うVR HM
Dだ。といってもダンボールVRのハコスコや、家電量販店で売っている汎用(はんよ
う)品のVR HMDとはクオリティーに圧倒的な差がある。Gear VRはサムスンとOculus
が共同開発したもので、VR HMD自体にスマートフォンの処理を補助するセンサーが入
っており、見られる映像品質はハイエンドのVR HMDにも迫る。さらにプラットフォー
ムはOculus謹製で、高品質なアプリがそろっている。

 Oculus Goが発売当初から豊富なアプリを用意できていたのも、Gear VRのアプリ資
産があったから。「なんかOculus Goが流行っているけど、自分は2年前からほぼ同じ
体験をしてるぞい」というつまらない対抗意識が、筆者がOculus Goを買わない理由
の1つでもある。

 しかしながら周りがOculus Goで盛り上がってる中、手元に何もないというのも寂
しい。そこで今メインで使っているGalaxy Note8で使える最新世代のGear VRを購入
した。スマートフォンを差し込むという根本的な面倒さはOculus Goに大きく劣る
が、使えるアプリもできることもほぼ同じ。むしろスマートフォン本体のカメラを使
ったパススルー機能など、勝っている部分もある。「(Galaxyを使っているなら)意
外といい選択なのではないか」と思うことも多い。

 ちなみにOculus Goを被ってよく電車に乗る上司からは、「パススルー機能使いな
がら電車乗ってみてよ」とよく言われるが、さすがにそこまで冒険する度胸はない。


                             (編集部 山口)

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