東京五輪に「顔認証」入場採用[ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン 水曜日版 2018/8/8]


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◆◆◆      水曜日版:ニュース トピックス
◆◆                              2018.8.8
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 http://www.itmedia.co.jp/news/subtop/aiplus/ 

ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン水曜日版は、AI・ロボットの専門チャンネル
「AI+」からおすすめの記事をご紹介します。

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            「AI+」記事をピックアップ
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◆東京五輪、関係者は「顔認証」入場 大会史上初 “改札並み”にスムーズ
 http://rd.itmedia.jp/1GjR 
NECは8月7日、2020年の東京五輪・パラリンピック競技大会で、関係者が会場に入る
際、同社の顔認証システムが使われることが決まったと発表した。選手やスタッフ、
ボランティアなど大会関係者約30万人を対象に、顔の画像とIDカードを組み合わせた
本人確認を行う。駅の改札口でICカードをタッチするようにして、スムーズに入場で
きる。大会史上初の試みという。

◆ビッグデータも「質」の時代へ AI学習データ提供する翻訳ベンチャーの勝算
 http://rd.itmedia.jp/1GjO 
「将来的にAI(人工知能)市場はさらに拡大していく。人々にポジティブな影響を与
えるクオリティーの高いAIが必要で、そのためには質の高いAI学習データが欠かせな
い」──自然言語処理のAI開発に必要な学習データを提供するベンチャー企業Gengo
のチャーリー・ワルター氏はこう話す。同社は、2008年12月にクラウドワーカーを使
った人力翻訳プラットフォーム「Gengo」をローンチ。翻訳事業で培ったクオリティ
ー管理のノウハウと2万2000人のクラウドワーカーを活用し、18年4月にAI学習データ
を提供するサービス「GengoAI」を始めた。

◆ロードレース中継映像、AIで選手を自動識別 98%の精度でリアルタイムに 東芝
が開発
 http://rd.itmedia.jp/1GjN 
東芝と東芝デジタルソリューションズは2日、ロードレース中継のカメラ映像に映っ
ている選手を、画像認識AIを使ってリアルタイムに検出・追従し、ユニフォームやゼ
ッケンなどの特徴を基に所属チーム名も認識する技術を、日本テレビ放送網と共同で
開発したと発表した。実証実験では、98.1%の精度で所属チーム名を正確に識別でき
ることを実証したという。

◆背負うには“重い”資材、これからは無人ヘリが運ぶ ヤマハ発動機が事業化
 http://rd.itmedia.jp/1GjS 
ヤマハ発動機と子会社の西日本スカイテックは6日、産業用の無人ヘリコプターを使
い、工事用の資材や機材を運搬する事業に、2019年度から本格的に取り組むと発表し
た。鉄塔の整備などに必要な資材・機材をヘリコプターで届ける。これまで背負って
運んでいた作業員の負担や運搬時間を軽減できるという。

◆自走するPepper、客と併走しながら案内 イオンカード入会受け付けカウンターで
実験
 http://rd.itmedia.jp/1GjQ 
イオンファイナンシャルサービスは7日、人型ロボット「Pepper」(ソフトバンクロ
ボティクス開発)を、イオンカードの入会受け付けカウンターの接客に利用する実証
実験を、「イオンモール幕張新都心」(千葉市)で始めたと発表した。自律走行機能
を追加搭載したPepperが顧客を検出すると併走しながら接客し、カウンターまで案内
する。

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			コラム:冷蔵庫は最強の伝言板
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 冷蔵庫は昔から「家族の伝言板」という役割を果たしてきました。金属製の扉には
磁石でメモ用紙を簡単に貼り付けられますし、子どもは帰宅するとまず冷蔵庫を開け
ておやつを探しますので、用事を伝えるのにうってつけです。

 時代が変わっても冷蔵庫の役割は変わりません。先日シャープが発表した新型冷蔵
庫「GXシリーズ」(SJ-GX55E/GX50E)は、スマートフォンから送信したメッセージを
液晶画面に表示する「伝言機能」を新搭載。つまり会社からでも自宅の冷蔵庫に伝言
を残すことができます。また伝言が再生されるとスマホに開封通知が届くため、子ど
もが帰宅したことも分かります。いずれもWi-Fiを介して同社のサーバに接続できる
から可能になったこと。IoT時代の家族伝言板といえるでしょう。
(関連記事: http://rd.itmedia.jp/1GjM )

 ところで、シャープの冷蔵庫はスマートスピーカー(Googleアシスタント、Amazon
 Alexa)にも対応しています。現状では献立の相談に限られていますが、上記の伝言
を音声で入力できたら便利ですよね。そんな機能を追加する計画はないのかと担当者
に尋ねたところ、「あるような気がします」とポロリ。「クラウドサービスは“後付
け”できるのも良いところです」(担当者)

 製品発売後も進化するスマート家電。冷蔵庫のように10年以上使うことを想定した
製品の場合、その恩恵も大きくなるはず。今はまだクラウド連携でユーザーにどんな
メリットを提供できるのか模索している段階ですが、いずれは消費者の選択を左右す
る要素になると期待しています。
                              (編集部 芹澤)

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   編集部よりお知らせ:「ITで我慢をなくす『流通テック』」更新中!
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多くの人の手で支えられてきた「流通」は今、
配送ロボットや買い物をサポートするAIなど、
新しいテクノロジーによって変わりつつあります。

誰かの我慢や負担ではなくテクノロジーの活用で成り立つ
「未来の流通」は、どんなものになるでしょうか。

ITmedia NEWS、ITmedia PC USER、ITmedia Mobileがタッグを組み、
その可能性を探っていきます。

最新記事は、
「再配達率2%を実現 アスクルの『効率的な配送』の仕組みとは」です。
 http://rd.itmedia.jp/1GjP 

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