スマホ決済、後発各社の戦略は?


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◆◆                              2018.2.22
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 http://www.itmedia.co.jp/news/ 

ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン金曜日版は、1週間の重大ニュースに関連して
セットで知っておきたい過去のニュースをご紹介します。

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         今週の重大ニュースを記事ピックアップ!
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【2月20日のニュースから】
■みずほ銀行のスマホ決済、後発でも「勝算がある」理由
 http://rd.itmedia.jp/20iE 
「決済分野では、金融以外の業種からの参入が相次ぎ、銀行の存在意義低下といった
声もある」――みずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長は、そう危機感をあら
わにする。傘下のみずほ銀行は2月20日、モバイル決済サービス「J-Coin Pay」(ジ
ェイ コイン ペイ)を3月から提供すると発表した。LINE Pay、楽天ペイなどと比べ
ると後発だが、「勝算はある」という。

【関連記事・過去記事もあわせて読む】
■「ポイントばらまきで終わるのは最悪のシナリオ」 乱立するコード決済サービス
後発・メルペイの戦略は
 http://rd.itmedia.jp/20iG 
メルカリ子会社のメルペイは2月20日、実店舗でも使えるスマートフォン決済サービ
ス「メルペイ」の事業構想を明らかにした。「メルカリ」アプリ内で使えるサービス
として、メルカリが持つユーザー基盤やデータを活用する他、他のコード決済事業者
とも積極的に連携を進める。その狙いは、中立的な決済インフラの構築だ。

■ヨドバシカメラ、「ヨドペイ」開発報道を否定 「商標出願は事実」
 http://rd.itmedia.jp/20iH 
ヨドバシカメラがスマートフォン決済「ヨドペイ」を開発している――テレ朝newsが
2月18日、そう報じた。しかしITmedia NEWSの取材に対し、ヨドバシカメラの広報担
当者は「開発している事実はない」と回答した。ただ、「ヨドペイ」を商標として出
願していることは事実という。

■レジ待ちなし「ローソンスマホペイ」、全国展開へ
 http://rd.itmedia.jp/20iD 
ローソンは2月15日、商品バーコードを客がスマートフォンのカメラで読み取り、店
内のどこでも決済できる「ローソンスマホペイ」を全国展開すると発表した。現在は
首都圏のみだが、朝や昼に混み合う大都市圏の店舗を中心に導入を進める。2月22日
から近畿、中国、九州エリアに、3月1日から北海道、東北、中部エリアに拡大する。

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     編集部よりお知らせ:「RPAで仕事が変わる」更新中
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これまで人間が手作業で行ってきた仕事をロボットが代行する「RPA」は、
経理、人事などのバックオフィス業務からデータ分析や営業活動支援まで、
幅広い業務や職種での活用が見込まれています。
RPAで私たちの働き方はどう変わっていくのでしょうか。

本特集では「RPAで仕事が変わる」をテーマに
さまざまな業界の事例などを取材し、毎週記事を更新します。

最新記事は、「『銀行のデジタル化は避けられない』 RPAで20万時間の業務削減へ
横浜銀行の挑戦」です。
 http://rd.itmedia.jp/1Y2o 

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    	    コラム:AIプロジェクトの失敗は怖くない
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 「失敗は成功の母」なんて言葉がありますが、最近AI(人工知能)の活用に取り組
む企業へ取材していると、「AI開発なんて失敗するのが当たり前なんだから、ガンガ
ン失敗するべき」といったニュアンスの発言をよく耳にします。

 AIベンダーに開発を依頼するユーザー企業の視点では、電通が「失敗例に学ぶAIプ
ロジェクトの勘所」という講演を行っていました。
 http://rd.itmedia.jp/20iF 

 新しいことに挑戦して失敗するの当たり前。どんどん失敗して知見をためていこう
という心強いメッセージです。また、本日掲載する記事では社内でAI開発を行う企業
が「失敗事例」を紹介しています。

 「こんなすごいAI活用ができた」という成功事例はもちろん価値がありますが、そ
れが他の会社の事例にそのまま当てはめられるかというと、そうではありません。ほ
とんどの企業は試行錯誤し、自社の中で知見をためていくしかないのです。

 そういった意味で、AIプロジェクトでつまづきやすいポイントが分かる失敗事例は
貴重です。成果が出ていないとなかなか表に出づらいものではありますが、こうした
知見をオープンにしていくことは業界の発展にもつながるのではないかと思います。

							  (編集部 村上)