「100年に1人の逸材」が変える「100年に1度のAI革命」


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◆◆◆      水曜日版:ニュース トピックス
◆◆                              2019.4.3
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 http://www.itmedia.co.jp/news/subtop/aiplus/ 

ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン水曜日版は、AI・ロボットの専門チャンネル
「AI+」からおすすめの記事をご紹介します。

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            「AI+」記事をピックアップ
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◆マスクド・アナライズのAIベンチャー場外乱闘!:
「100年に1人の逸材」が変える「100年に1度のAI革命」
 http://rd.itmedia.jp/24wH 
過去の成功体験と前例主義にとらわれた組織は、遅かれ早かれ衰退する運命にありま
す。人気が低迷した「暗黒期」を乗り越えてV字回復を達成したプロレス業界に学べ
ることは多くあるのではないか――前回はお笑い芸人の出川哲朗さんにAI導入のヒン
トを探しましたが、今回はプロレス業界に学んでみたいと思います。

◆Siriは新元号「令和」をいつ覚えるの?
 http://rd.itmedia.jp/24wL 
そして迎えた11時40分。菅官房長官による発表で、新元号は「令和」と決まった。
すぐにSiriとGoogleアシスタントに聞いてみる。

◆「ドワンゴ人工知能研究所」が閉鎖
 http://rd.itmedia.jp/24wM 
ドワンゴは3月31日、AI(人工知能)に関わる研究を行う「ドワンゴ人工知能研究
所」を閉所したと発表した。2014年10月の発足から4年半で活動を終える。

◆顔認証で入店・決済、ファミマとパナソニックが実証実験 
 http://rd.itmedia.jp/24wK 
ファミリーマートとパナソニックは4月2日、両社員であれば、顔認証で入店・決済で
きる実験店舗「ファミリーマート 佐江戸店」(横浜市)をオープンした。パナソニ
ックの画像処理技術を活用し、店内のカメラ映像から売り切れた商品を割り出して、
店員に知らせるといった取り組みも行う。店員の作業負担を軽減できるかを検証す
る。

◆駅や電車の忘れ物、LINEで問い合わせ JR東日本が27日スタート
 http://rd.itmedia.jp/24wI 
ボールペン、ビタミンC、ルービックキューブ――これらの共通点が
何か分かるだろうか。実はこれらは全てハンガリーで発明・発見されたもの。
同国のノーベル賞受賞者は延べ12人に上る他、コンピュータの礎を築いたとされる
数学者のジョン・フォン・ノイマンもハンガリー出身だ。

◆乗りたい時間・場所で乗れる「AI運行バス」商用化 NTTドコモ
 http://rd.itmedia.jp/24wN 
NTTドコモは、人工知能(AI)を活用した交通システム「AI運行バス」の商用提供を4
月1日に始める。乗客がスマートフォンアプリなどから乗車人数や乗降場所などを予
約すると、AIが効率的な車両・ルートを算出して配車するシステム。

◆Google、AI倫理原則のための外部諮問委員会「ATEAC」立ち上げ
 http://rd.itmedia.jp/24wJ 
米Googleは3月26日(現地時間)、昨年6月に発表したAIに関する取り組みのための倫
理原則「AI Principles」順守のための外部諮問委員会「ATEAC(Advanced Technolog
y External Advisory Council)」を立ち上げたと発表した。

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        編集部よりお知らせ:「RPAで仕事が変わる」更新中
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これまで人間が手作業で行ってきた仕事をロボットが代行する「RPA」は、
経理、人事などのバックオフィス業務からデータ分析や営業活動支援まで、
幅広い業務や職種での活用が見込まれています。
RPAで私たちの働き方はどう変わっていくのでしょうか。

本特集では「RPAで仕事が変わる」をテーマに
さまざまな業界の事例などを取材し、毎週記事を更新します。

最新記事は、「RPA導入で気になるセキュリティ問題」です。

RPAは適切に導入・運用されないと情報漏えいや不正アクセスの入り口に
なりかねませんない。かといって、萎縮しすぎると効率化、省力化が進まないこと
も。
では、実際にどのように対策を行うべきなのでしょうか。ぜひご覧ください。

 http://rd.itmedia.jp/24wG 

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     コラム:年号予想
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新元号「令和」が発表されました。ネット上やテレビ番組などでは
過去の元号で採用された漢字の傾向や、常用漢字であるかといった条件をもとに
あるいは街角をゆく人々のインタビューで新元号を予想する話題が多かったように
思います。中にはAI(人工知能)を使って予想を組み立てるようなものもあり、
現代ならではの改元の迎え方(?)といえるかもしれません。

その中でも個人的に興味を引かれたのが、プログラマー向け技術情報共有サービス
「Qiita」に投稿された「平成の次の元号を、AIだけで決めさせる物語」というも
の。
ITmediaの記事ではないのですが、本気でAIに次の年号を当てさせる取り組みが
事細かにまとめられています。

平成の次の元号を、AIだけで決めさせる物語
 http://rd.itmedia.jp/24wO 

この取り組みはフジテレビのプロデューサーの目にもとまり、
新元号発表直前に5分番組として放送されたようです。
本当に当ててしまっても、改元に影響しないように直前放送したんだとか。
それぐらいの本気度ということです。

一方で「AIに元号を決めさせればいいのでは」という声もネット上で見かけました。
確かにAIはあらゆる条件から適した漢字の組み合わせを決め、
合理的な結果を出すかもしれません。ただ、なぜその漢字を選んだのかという点を
国民に納得させられる形で表現できるでしょうか。

このようにAIが導き出した結果の判断理由を人間が理解できる形で提示できるか否か
が、AIが社会に受け入れられるかの重要な指標になる気がしています。実際にビジネ
スの現場では、AIの推定理由や根拠が提示できるホワイトボックス型AIが求められて
いるようです(判断基準が分からないAIをブラックボックス型と呼んでいます)。

安倍首相は新元号が令和に決定した経緯について「梅の花のように、ひとりひとりの
日本人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そう
した日本でありたいという願いをこめ、令和に決定した」と話しました。

これをAIに言わせられるか……なんかできそうな気もしてきますが。

                              (編集部 山口)