AIによる自動文字起こし、“危ういワード”をどう排除する?
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◆◆◆ 水曜日版:ニュース トピックス
◆◆ 2019.4.10
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http://www.itmedia.co.jp/news/subtop/aiplus/
ITmedia NEWS アンカーデスクマガジン水曜日版は、AI・ロボットの専門チャンネル
「AI+」からおすすめの記事をご紹介します。
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「AI+」記事をピックアップ
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◆アニメキャラを無限に生成「Crypko」、PFNが提供
http://rd.itmedia.jp/25mW
AI(人工知能)ベンチャーのPreferred Networks(東京都千代田区)は4月3日、デ
ィープラーニングを活用し、アニメキャラクターを自動生成するサービス「Crypko」
(クリプコ)を始めた。まずはアニメ、イラスト、ゲームなどの制作企業に提供す
る。
◆「このイラスト、価格はいくら?」 AIがプロ目線で見積もり
http://rd.itmedia.jp/25mT
「企業からイラスト作成を発注されたが、提示された価格は安すぎないだろうか」─
─SNSなどで、イラストレーターからこんな声が時折上がっている。客観的に、イラ
ストの工数や価格を評価できないか。こんな要望を叶えるシステムを、コンテンツ制
作会社がAI(人工知能)で試作した。
◆Googleアシスタントの電話代行「Duplex」、iPhoneでも利用可能に(米国で)
http://rd.itmedia.jp/25mX
米GoogleのAIアシスタント「Googleアシスタント」がユーザーに代わって電話でレス
トランなどを予約するサービス「Duplex」が米国で、「Pixel」シリーズ以外のAndro
id端末およびGoogleアシスタントアプリをインストールしたiOS端末でも使えるよう
になった。米XDA-Developersが4月3日(現地時間)にヘルプページの更新に基づいて
報じた。
◆AIによる自動文字起こし、“危ういワード”をどう排除する?
http://rd.itmedia.jp/25n1
今年3月に行われた元メジャーリーガー・イチロー選手の現役引退会見は多くの人た
ちの注目を集めた。この様子はネットテレビ「AbemaTV」でもライブ配信されたが、A
I(人工知能)を使ったリアルタイム字幕のテキストに間違いが多く、ネットで話題
になった。
◆水質管理、カメラとAIで異常検知 国内ベンチャー「競合いない」
http://rd.itmedia.jp/25n0
人が生活すると、必ず汚水が発生する。これを流すのが下水道で、汚水を河川に放流
できるよう浄化する施設が下水処理場だ。下水処理場から放流していい水質には基準
が設けられており、水質管理には高価な化学センサーが必要だ。
◆ディープラーニングの「教師ラベル不足」とNTTの解決策
http://rd.itmedia.jp/25mV
ディープラーニング(深層学習)を活用する上でのネックとして「教師ラベル不足」
がしばしば挙げられる。ディープラーニングの学習には教師ラベルが付いた大量の
データが必要で、このラベル付け作業には膨大な時間と手間がかかる。特に、専門性
の高い分野ではこうしたデータを大量に集めるのはなかなか難しい。
◆”食の禁忌”をディープラーニングで解決 原材料も分かる「食品判定AI」の今後
http://rd.itmedia.jp/25mS
ムスリム(イスラム教徒)やベジタリアンなど食の禁忌を持つ人たちは、コンビニや
スーパーなどの店頭で商品を購入する際に、口にして良い食品かどうかを確認する必
要がある。日本語が分からない場合は、商品パッケージの裏側にある原材料名をス
マートフォンの翻訳アプリなどを使って翻訳しなければならない。
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編集部よりお知らせ:「RPAで仕事が変わる」公開中
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これまで人間が手作業で行ってきた仕事をロボットが代行する「RPA」は、
経理、人事などのバックオフィス業務からデータ分析や営業活動支援まで、
幅広い業務や職種での活用が見込まれています。
RPAで私たちの働き方はどう変わっていくのでしょうか。
本特集では「RPAで仕事が変わる」をテーマに
さまざまな業界の事例などを取材し、毎週記事を公開してきました。
最新記事は、「『幻滅期』は来るのか? RPAの未来を予言してみる」です。
http://rd.itmedia.jp/25mU
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コラム:人工知能のEXPO、今年のトレンドは?
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4月3日〜5日、東京都江東区で「第3回 AI・人工知能EXPO」が開催されました。青海
展示棟を使った初の催しで、多くの来場客でにぎわっていました。
◆「AI・人工知能EXPO」開幕 東京ビッグサイト青海展示棟、初の催し
http://rd.itmedia.jp/25mY
AI(人工知能)による自動文字起こし( http://rd.itmedia.jp/25mZ )や、
イラストの価格を見積もるAI( http://rd.itmedia.jp/25mR )など、さまざまな展示がありました。
バーチャルキャラクターを使ったチャットbotの展示の他、ハードウェアと組み合わ
せたロボティクスの展示など目立ったものも多かったですが、人材育成やGUIで使え
るAIツールといった地味だけれども実用的な内容もいくつもありました。
調査会社ガートナーは、2018年の時点で「AIは幻滅期に入った」と発表していました
が、自社でAIを使いこなしている企業はまだ多くないでしょう。人材育成をうたう
ブースの担当者は「社内育成に興味を持つ企業は多いものの、AI人材の採用となると
まだまだ。そもそもどのような人材を採用すればいいかの基準が企業側にないので
す」と言っていました。
AIベンダーへの丸投げ依頼が問題になる中、AI人材の育成や採用は喫緊の問題になり
そうです。
(編集部 村上)